前回失敗した作品番号AC00003をもう一度描き直してみました!
前回の学びから、筆の使い方、色の作り方を考慮し、完成に辿り着きました。
制作過程をここにまとめます。
作品作りに集中できる環境を作るのは朝15分の習慣
再挑戦はキャンバスの下書きから変更!
前回、下書きをした後にマスキングテープを貼ってしまったため、完成時にマスキングテープを剥がしたら下書きの線が残ってしまったという失態でした。
今回は、下書きの前にマスキングテープを貼り、その上から下書きの写しを行いました。
表情や髪の線なども、前回の下書きよりも丁寧に行い、色塗り時に迷い線ができないように気を付けました。
この雰囲気が最後まで維持できるようにせねば!
と、決意する瞬間でもあります。
焦らず、じっくり、調整方向を模索した
色塗を開始!
今回は、最初に背景色にレモン色を入れたあと、肌の塗りを行いました。
濃度の濃い色を乗せず、適切な水の量を確認しながら、必要な所に何度も重ね塗りを行うことで、前回よりもかなり改善された肌色になりました✨
しかし、前回はここから影を入れようとして、どんどん色が濃くなってしまいました。
今回はその反省を生かし、どういう方向に調整したらいいか、スマホアプリで試し塗りしつつスクショを撮ってメモを繰り返しました。
1回目で人間らしい血色を追加するため、赤みを追加しました。
2回目で下書きと見比べて印象が変わってしまったところを修正するため、目と口元を修正しました。
3回目で鼻筋のハイライトを追加し、鼻の高さを調整してみました。
この修正を元に、今度は実際にキャンバス上で色やサイズの調整をします。
肌色の調整を行い、髪色と瞳の色、シャツの白と影を入れた状態です。
キャンバスに角度を付けるために、昔使っていたドイツ語の本を敷いているのが見え見えですね(笑)
前回はイーゼルで描いていたのですが、描きにくいなと感じていて、プロの画家の方の動画配信やブログを拝見し、F6号くらいまでなら机で描かれる方が多いという事を知り、机を片付けて作業スペースを作りました。
イーゼルで描くと、如何にも画家っぽくてテンション上がるのですが、ちゃんと思った通りに描けなかったら意味ないですからね(苦笑)
背景からと完成図のテスト
今回は奥行を作ってみたくて、背景、人物、前景にチャレンジしました。
前回はファンと呼ばれる扇型の筆にテンションが上がって背景をほぼ緑にしてしまったので💦
まずは背景の緑を少量追加しました。
テンションを上げすぎないように気をつけて(笑)
前景を追加しました。
描きこむ前に、ibisPaintというお絵描きアプリで「どんな感じに」「どこまで描くか」をシミュレーションしてから追加しました。
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まとめ
前回の反省を生かしつつ、今の自分の最大限の力を持って描いた結果がこちらです。
のっぺりした印象が改善した。
シャツの線が分からなくてぐちゃぐちゃになってしまう事がなくなった。
(色を変えたのも大きいですが)
少しずつですが、ちゃんと成長できているように感じます。
もちろん、良い所も悪い所もありますが、それは一生続くことなので、これからも「今の最高」を作っていきます✨
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※こちらは「恋と深空」というスマホゲームの二次創作作品になりますのでご留意ください。