なんだかんだとVol.6までお付き合いいただきありがとうございます!
前回のVol.5でレンタル自転車を手に入れた私の、北海道一人旅を今回はお送りします!
できない自分からの脱却方法
広がる畑と自然の山々の先に男爵ラウンジ
新函館北斗駅を出て、ロータリー沿いの道から最初の角を左に曲がり、
道なりに1分くらい進むと最初の信号が見えてきます。
途中、
地図を渡してくれた男性職員さんとすれ違い、
満面の笑みで
「行ってらっしゃい!
楽しんで!」
「はぁい!
行ってきまーす!」
と挨拶を交わし、
自転車を漕ぎながら、元気を分けてもらったような気分になりました。
信号の交差点を左折して、聞いていたトンネルを抜けたら、後はずーっと真っ直ぐです✨
目の前に続く一本道。
左右に広がるのは畑。
遠くに見える山々。
写真を撮るタイミングで、雨雲が少々出てきました。
この後、本当に雨が降り出したのですが、
直ぐに止んでくれたので、火照った体をイイ感じに冷やしてくれました。
男爵ラウンジに到着する頃にはすっかり雨も上がり、
濡れた体も服も乾きました。
そんなこんなで男爵ラウンジに到着!
道の駅なだけあって、車が沢山!!
自転車は私しか見ませんでした(笑)
男爵ラウンジでは、この写真が絶対撮りたかった!!
男爵いも、
ハマっちゃってますけどーっ!!
こういう発想、好き✨
男爵ラウンジは、
お土産屋さん、イートインレストラン、テイクアウト販売があり、
さらに、
レンガ造りの壁面を使って、その時代の医療器具、家庭用品、農具が展示されていました。
レストランのメニューがとても美味しそうだったので、何気にランチに出来ないかなぁと狙っていたのですが、この日は団体客の予約で満席(涙)
テイクアウト販売でポテトを買おうと思い、券売機の前に立ちました。
あ、ソフトクリーム美味しそう。
結局、ポテトを買わずに
ソフトクリームにしちゃいました(笑)
とにかく暑かったんだもん。
ポテトはお土産コーナーで
持ち帰り用で買って帰ろうっと。
当時の世界に溶け込む七飯町歴史館
七飯町歴史館は、以前、江戸東京博物館と深川江戸資料館へ行ったことがあり、ホームページを拝見して、絶対に行こうと決めていたところです。
男爵ラウンジがある道の駅を出てから左手に進み、
緩やかな上り坂を国道5号線沿いに暫く進んでいきます。
電動自転車なので、上り坂もホント楽々です♪
さぁ、七飯町歴史館がある七飯町文化センターに到着です。
自転車置き場は~・・・どこ!?
暫く外をウロウロしていたのですが、
見つけることが出来ず、施設の電話番号をスマホからプッシュ!
ヘルプミー!
「入口付近に停めちゃっていいですよ」
え? いいんですか?
日曜日だからでしょうか?
みなさんも行く際は、必ず停める場所を確認しましょうね。
この七飯町歴史館の魅力は展示だけではありません。
なんとここ、無料なんです!
入ってすぐのところにある記帳台に入館記録用紙が用意されているので、そこに目的と名前、住所を書き込んで提出すればOKです。
展示物スペースに足を踏み入れると、
そこには楽しみにしていた空間が予想を裏切ることなく広がっていました。
たくさんの展示がある中で、林檎の種類が展示されていたところは、土地柄なのでしょうか、聞いたことないような種類があって、大きさもそれぞれ違うし、そんな違いを見つけるのも楽しかったです。
一周回って、最後、
中央に展示されている当時のお家を再現した展示の向かい(当時の庭にあたるところ)に、大きな木があり、周りには休憩用のベンチが用意されていました。
そのベンチに座っていると、当時の夕暮れ時のような時間にいざなわれます。
スペースには私一人。
静かな館内。
展示を照らしているスポットライト。
その反射光で、ほのかに明るくなっている館内。
このゆったりした時間が、なんだかとても贅沢な時間に感じました。
五稜郭駅へ戻ろう
5分くらい足を休めてスマートフォンで時間を確認すると、
まだ自転車を借りてから3時間程度しか経っていませんでした。
「ここの展示は全部見ても30分くらいだからー・・・」
観光案内所のお兄さんが言っていた言葉を思い出しました。
(さすがです!)
これなら、帰りも急ぐ必要はなさそうです。
受付にいたスタッフの方へお礼を伝えて七飯町歴史館を出ました。
地図とGoogleマップを頼りに、新幹線の線路があるところまで多少迷いながら(笑)も到着。
この新幹線の線路沿いに行けば、元の新函館北斗駅に戻れます。
帰りも実に快適でした。
最終的に借りた時間は3時間30分。
こんなに素敵な時間を過ごして1,000円!
ぜひ、自転車が苦手じゃない方には試して欲しいプランです♪
レンタル自転車のメリット
- 自然の中で体を動かして気持ちがいい
- 運動になるからダイエットにもいい
- 電車や車とは異なり、空気を感じられる
- 終わったあと、清々しい気持ちになる
レンタル自転車のデメリット
- 結構な運動量になるので、運動嫌いには辛い
- 天気に左右される
- 地図が必須
- 夏場は結構汗かく
汗拭きシートを持って行っていたので、自転車を返却した後に、駅のトイレで汗を拭く事ができました。
(混雑時は避けてね💦)
すっきりサッパリしたところで、またしても電車の待ち時間。
今度は25分。
でも、そこはさすが北海道なのでしょう。
ホームで待たないように、ちゃんと設計されています。
そして電車のドアが押しボタン式!
これも、埼玉から栃木方面を走る電車で初めて見た時に感動した仕組みでした。
駅のホームで、私が大好きな牛を発見!
19歳の誕生日に、自身へのプレゼントと称してホルスタイン柄の雑貨を購入したことがキッカケで、未だにホルスタインを見るとテンションが上がります。
足元にも!!
CはCow!
Aから順番にそれぞれ違う動物や花の名前とイラストが描かれていて、
次はなんだろう?
と予想しながら歩くのは楽しかったです。
五稜郭駅へ戻り、元来た道を戻ります。
実は、行きしなに見つけていた
気になるパン屋さん”King Bake”。
自分で撮った写真がないので、
Googleマップのスクショを貼っておきます。
私はパン屋さんで買うクロワッサンの
カリカリ、
ふわふわ、
バターの香りふわ~ん♪
が、好きで、このお店でも迷わず購入。
やや大きめのクロワッサンは、見た目にも美味しそうでした。
ホテルに帰ってから頂きましたが、めっちゃ美味しかったです✨
(あれ?
こいつ、ホテルの朝食も
3日連続でクロワッサン
食べてたような・・・w)
オンとオフを他の人と同じ条件で分けることができなかった
まとめ
北海道の広大な大地のほんの一部だったかもしれませんが、自転車で走り抜けたことはとても興味深く思い出に残りました。
旅行先ではどうしても電車やバス、タクシーなどを使用することになり、自転車=地元の人の乗り物という印象があったのですが、レンタルという方法を見つけたことは本当に視野が広がった瞬間でした。
こういう体験は、この瞬間だけでなく、他の事にも応用が利くと私は考えています。
凝り固まっていた自分に気付き、もっと自由に発想を抱き、そして抱いていいのだと自信につなげてくれました。
誰かと一緒に旅行していたら、きっとこうはいかなかったでしょう。
あらゆることから自身を振り返り、想像し、未来につなぐことができることも、一人旅の利点です。
次回でいよいよ最後です。
どうぞお楽しみに!