38歳からの「Best Life」構築ブログ
Maiden-Theater - 「最高の人生」をこの手で作ると決めたキッカケ
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タグ: 5S活動最高の人生退職

「最高の人生」をこの手で作ると決めたキッカケ

2022年6月某日、私は参画中のプロダクトのプロデューサーに「退職したい」と伝えました。

約5年間参画した現場。

私の性格にマッチしていたのか、とても気持ちよく働く事ができていたチーム体制だったと思います。しかし、組織変更とともにやってきた人とどうやっても上手くコミュニケーションが取れず、身心ともに疲弊して体調を崩してしまった事がキッカケでした。

38歳。
今のライフサイクルを振り返った。

2022年6月に退職の相談をし、7月末で退職が決まりました。
7月は私の誕生月。38歳になりました。

それと共に、昨年亡くなった父が、69歳という若さだったことを思い出しました。

もし、自分が同じ69歳で死んでしまうとしたら、私はもう半分以上生きている。

この事実を知った時、無性に怖くなりました。

このまま死んだら絶対後悔する。

この言葉だけが心の奥底から物凄い勢いで上ってきて、喉を通って飛び出て来そうでした。

このままじゃダメだと思い、とりあえず今の自分のライフサイクルを書き出しました。

<当時の平日のライフサイクル>

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もちろんすべての平日がこの表のとおりだったわけではありません。

定時で上がれればラッキー。
ですが、常にチャットの通知が鳴るかもしれないという意識化に置かれ、直前までずっと仕事の事を考えているせいかなかなか寝付けず、また、不眠の間に癒しを求めて布団の中でスマホでマンガを読んでみたりするような毎日でした。

飲み物は朝から晩までカフェラテ。
ランチは食べながらでも作業ができるように、スーパーのお弁当かパン。またはポテトチップス。

それでも「同年代の一般的な月収よりも稼げているのだから(ウェブ調べ)」と、収入と当事者意識と責任感みたいなものを言い訳にこの生活を黙認していました。

仕事を辞めたら残るもの

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「仕事A」は運用&開発ディレクター、「仕事B」はフロントエンドエンジニア+αとして従事させていただいておりました。

今回離職を決めたのは「仕事A」の方。

いざ仕事を辞めるとなった時、「プロジェクトの何が私に残るんだろう」思いました。経験はお金では買えない大変貴重なものではありますが、給料がそのまま残るでもなく、働かなくなった瞬間に翌月からゼロです。裏方だった私に顧客が付いてくることはありません。

社内の業務効率の為に自作したツールも、自分の作品として持ち出すこともできないのです。

  • 5年間の仕事以外の思い出は?
  • 私のプライベートは?
  • 旦那様との時間は?
  • 親孝行は?

この瞬間、私は絶望を味わいました。
仕事を辞めたら、私には経験以外の何も残らないのです。

後ろ向きな退職理由。
どうにか前向きに変えようと思った。

ブログ記事内ヘッダー画像

退職を決めたばかりの私は、「仕事から解放されたい。休みたい」ただそれだけでした。ですが、なんとか送別会までに退職理由を「体調不良」から違う理由に変えたいと考えていました。

業務委託ではあったけれど、一部の人を除き、とてもいい社風の会社だったこともあり、今まで苦楽をともにしてきたチームメンバーが、チャット越しでもわかるのか、日に日に疲弊していく私を常々心配してくれていました(泣)
ミーティングの後に、「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれた皆さんには、本当に感謝しかないです。

だからそんな人たちへ、「体調不良は治す」だけど「次の目標に向かって頑張っていくから大丈夫」だと、前向きな気持ちを見せておきたかったのです。
ただの自分勝手かもしれませんが、心配を掛けたままにしたくないと思ったからです。

まとめ

よく効く話ですし、安直ではありますが、これが、私が「最高の人生を作る」と決めたキッカケです。

「退職」

これは個人の人生において、とても大きな出来事です。
前向きな転職・退職であれば良いと思いますが、後ろ向きな理由での転職・退職は、精神的ダメージが違います。

私は運よく、5年間ともにサービスを支えてきた仲間たちが私を受け入れてくれていたおかげで、前向きな理由を探す努力をしようと決める事ができました。

今では、本当に前向きな理由を探して良かったと思っています。

もし同じような辛い状況にいらっしゃる方がいたら、ぜひ、次からの記事を参考に、前向きな理由を探してみて欲しいです。

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