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Maiden-Theater - 毎月のスマホ利用料(通信費)が約1/10になった話
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ノウハウ - 毎月のスマホ利用料(通信費)が約1/10になった話
タグ: スマホ代倹約節約見直し

毎月のスマホ利用料(通信費)が約1/10になった話

あなたの通信費は毎月いくらか把握していますか?
また、その通信費の内訳とその金額に納得していますか?

今回の記事が、みなさんのスマホ代節約のきっかけになってくれると嬉しいです。

こんな方におススメです

  • スマホ代を見直したい
  • 店員さんに勧められるままに契約してしまった
  • 最近ライフスタイルが変わって、自分に合っているのか不安になっている

今までの私のスマホ契約方法

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お金に無頓着だった頃の私(すなわち2022年6月までの私)は、自分のスマートフォン契約と料金を全く把握していませんでした。
ただただ引き落とされる金額だけを眺めて「高いなぁ」と思っていました。

そんな時の私の言い訳。

  • 開発してるからスマートフォンでたくさん確認するし
  • 調べものいっぱいするし
  • 外出中に音楽とかYouTube見るし
  • iPadとiPhone、Android、ノートPC×2を持ち歩く時もあるし

ーーうん。まったく意味のない言い訳だ(苦笑)

結論、開発するからとかそういうのは一切関係ないです。
要は「どこで」「どのような事を」「どのくらいするか」です。

しかし、契約時に携帯ショップのスタッフさんは契約者のライフスタイルを気にしてくれません。
「何がしたいのか」だけを聞き、動画を沢山みるならギガ使い放題を勧め、故障に対する保険を勧めます。また、「今ならキャンペーンで~数か月後に解約すればいいだけですので」と言いながら、月額数百円の記憶に残らないアプリをダウンロードするところまで代行してやってくれます。

そして最終的には、ギガ使い放題を月額5,000円でこぼこで契約し、そこに通話料、保険料、使いもしないアプリとスマホ決済の請求が発生しました。

また私は「よく知らないから」という理由で「安心のため」に大手キャリアで契約をしていました。
調べる手間をお金で解決していた事になります。
その結果、私は最高で月に5万円の通信費を支払った経験をすることになりました(トホホ……)。

せっかくお金を稼いでも、通信費がこんなに高いなんて、まるで穴のあいたバケツに水を入れている様です。

通信費を見直すなら、まず、自分のライフスタイルと環境を分析しよう

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私は今回、スマートフォンの契約を見直すにあたり、ライフスタイルから見直しました。

  1. 自宅にWi-Fi環境があるか
  2. 自宅にいる時間はどのくらいか
  3. 電話を掛ける機器はいくつ必要か
  4. インターネットだけ使えればいい機器があるか
  5. 不要なサブスクアプリがあるか
  6. 基本料金は適正か
  7. 格安SIMのデメリットは自分の許容範囲を超えているのか
  8. かけ放題は本当に必要か
  9. ギガ使い放題は本当に必要か
  10. 機器の故障保険は本当に必要か

順番に見ていきましょう。

自宅にWi-Fi環境があるか

私の自宅にはWi-Fi環境が整っています。
設備費に入っているので、ここは旦那様が出してくれています。
自宅にいる時は、基本的にWi-Fiにつなぐように設定しているため、その間はスマートフォンのギガを消費することはありません。

自宅にいる時間はどのくらいか

会社勤めを辞める3年ほど前から、働き方改革にかこつけてフルリモートで働かせてもらっていました。
その為、用事がない時は、スーパーに買い物に行く時間を除いて、ほぼ24時間自宅にいます。
——そう、自宅にいるのです。

電話を掛ける機器はいくつ必要か

私はウェブ開発を視野に入れているので、iPhone、Android、iPad、MacPC、WindowsPCを保有しています。
そのうち、iPhoneとAndroid、iPadの3台で電話回線を保有していました。
しかし、旦那様との電話はほぼLINE通話。
仕事はZoomやMeets。
役所や銀行には電話回線を使う。
外出中のインターネットも使う。
——でも、3台分も必要かな? テザリングでいいんじゃない?

インターネットだけ使えればいい機器があるか

インターネットだけ使えればいい機器=電話回線がなくてもいい機器のこと。
1つ前の項目と被りますが、どの機器でテザリングするかを決めることで、複数持っている電話回線のいくつかを解約しようという事です。
私は現在、試験的にスマホ2台の電話回線を残し、全く電話目的で使用していなかったiPadの回線を解約しました。

不要なサブスクアプリがあるか

このサブスクアプリの見直しは、私にとってはとても重要な項目でした。
スマホ契約の際に色んな特典の話をされて、あれやこれやと入ってしまったサブスク。
月額数百円。これがいくつも重なると数千円になる。
使いもしないアプリに、いったいどれほどの大切なお金を消費してしまっていたことでしょう。
有名なサブスクだと、YouTubeやNetflix、Amazonプライム、Huluでしょうか。
私の場合、Googleドライブの容量を拡張しているので、その年会費と、経理ソフトの年会費もあります。

他にも必要なソフトウェアがある中で、使いもしないものに割くお金が本来あってはいけません。

面倒くさいかもしれませんが、サブスクは必要な時だけ契約すればいいのですから、絶対必要なもの以外は、一度全部解約してはどうでしょうか?

私は結果、サブスクを5つまで減らす事に成功しました。
・Google
・経理ソフト
・Amazon など
これらは、ほぼ毎日使っているので、正当な対価だと感じています。

基本料金は適正か

基本料金を下げるため、私も例に漏れず格安SIMを検討しました。

  • UQモバイル
  • 楽天モバイル
  • povo
  • マイネオ など

その結果、現在はUQモバイルと楽天モバイルで試行しています。

UQモバイルは基本料金が若干高いものの、今までau機器だったため、他利用サービスの継続利用に利点があったからです。

楽天モバイルは、過去からのライフスタイル変更に伴い、楽天経済圏に参画したため採用しました。

いずれにしても、今までに比べて基本料金がぐんと下がりました。

格安SIMのデメリットは自分の許容範囲をこえているのか

格安SIMに乗り換える際、いろいろ調べていて不安に思った事。それは通信の不安定さでした。

都内なら大丈夫だろうとお店の方にも太鼓判をいただき、意気揚々と自宅に戻ったところ、マンションの部屋の構造のせいか、楽天モバイルが自室で圏外に(苦笑)。
UQモバイルも電波半分という結果でした。

個人的には楽天モバイル1本にしたい思いがあったのですが、これではできそうにありません。
ここは今後の改善に期待しつつ、それまでもっといい方法がないか考える必要がありそうです。

(追記)
2023年6月1日から「Rakuten最強プラン」になり、自室でも電波が1本立つようになりました。 インターネットは基本Wi-Fiなので、通話だけまだまだ不安ですね。

かけ放題は本当に必要か

結論、私には不要でした。

しょっちゅう電話で連絡するような友人、知人はいません。
旦那様にはLINE通話なので、必要なのはインターネット回線です。

その為、かけ放題は早々に不要だと判断しました。

ギガ使い放題は本当に必要か

  • ゲーム開発をする
  • IT関係の仕事をしている
  • スマホでよく調べものをする

だから、ギガ使い放題は必要だ。そんな風に考えていました。
そこで、自分のスマートフォンのギガ利用状況を初めて横軸で振り返りました。

1ヶ月前、0.14GB。
2ヶ月前、0.09GB。
3ヶ月前、0.11GB。

「んんん?」

思わず苦笑が漏れました。
それはそうです。
その開発や調べもの、ほとんどWi-Fi環境にいる時にしいてませんか?(笑)

機器の故障保険は本当に必要か

私はスマホを失くした事がありません。
また、2年以内に機器故障を起こしたこともありません。

この故障の保険代に月額300円。

動作が不安定になってショップに持って行くと、「もう3年半も使ってますから、新しい機器に変更されたらいかがですか?」と言われる始末。

この保険、私にとって、本当に必要でしょうか?

私は思い切って、故障保険に入るのを辞めました。

2022年7月末に格安SIMに切り替えてからの通信費

スマホ代ビフォーアフター

月次のスマホ代内訳と推移

先に結論の表をお見せします。
大切なのは赤い列の「通信費合計」です。

8月の通信費から9月の通信費で一気に約1/10になっています。

※格安SIMに切り替えたのは7月末。請求金額は8月利用分の9月請求から変化がでます。

私が行った事は下記の通りです。

  • iPadの電話回線を解約した
  • 格安SIMに乗り換えた
  • 決済方法を整理し、管理が行き届かないスマホ決済を辞めた

サブスクの解約は、カンタン決済に大きなインパクトがありました。
デジタル書籍を購入したり、会社の送別会で渡す品物を購入したりもありましたが、スマホに付帯した使いもしないサブスクをすべて解約したことで、5,000円近くの節約になりました。
(ほんと情けない・・・)

今では、必要なサブスクはすべてポイント付与が発生する形で引き落とすようにし、スマホ決済は使いません。

UQモバイルの方の通信費が高くなっているのは、10月、11月で役所や携帯電話会社に問い合せの電話をしたりしたからです。
必要だったところについては安心してお金を払えます。

また、今までは機器代等も気にせずすべてを一括して「通信費」と呼んでいましたが、機器代は「通信費」ではなく「雑費」です。純粋に通信費を計算できるようになったことで、きちんと金額を管理できるようになりました。

まとめ

冷静な方であれば、分類して計算できてなかっただけで、実際は1/10ではないと気付かれることでしょう。

ですが、今までの私は、「通信費=高い」という合計金額だけでしか見ておらず、見えないところに、余計なお買い物の費用を押し付けていたことに気付きました。

オーバースペックの契約は安心かもしれませんが、その安心を買ったお金で、楽しいプライスレスな思い出を1つ手に入れることが出来たかもしれません。

それに気づいた今、本当にもったいない事をしていたなと後悔してもしきれません。

格安SIMに乗り換えるのって、正直「面倒臭い」と思いますよね。
私もそうでした。

ただ、実際に見直してみて感じたことは、「意外と簡単だった」「本当にやってよかった」です。

携帯ショップの店員さんには、少なくとも1台解約、1台を他社に乗り換えることを伝えなければならないため、内心申し訳ないと思いました。

でも、それでも自分で稼いだ大切なお金を適切に使用するために背に腹は代えられない!
これからは納得のいくところにだけ、ちゃんと支払っていきたいです。

みなさんもぜひ見直して、格安SIMが自分のスタイルに合った場合は乗り換えてみてはいかがでしょうか?

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