「眠ること=終わり」にしない。毎日は続いていくもの
寝ると一日がリセットされると思っていませんか。眠りを「終わり」ではなく「休み」と捉え直すことで、仕事も生活も続きとして整っていく考え方と、大人に合った休み方の設計を実体験から解説します。
「今日はもう終わり」
そう思いながら布団に入っていませんか。
仕事が終わり、家事が終わり、ようやく迎える夜。
私も以前は、眠ることを一日の区切り、つまり「リセット」のように捉えていました。
ですが、ある時から考え方が変わりました。
寝ることは終わりではなく、「休んで、続きをするための時間」だと。
寝ると一日がゼロになる感覚の正体
多くの人が、眠ると一日がリセットされるような感覚を持っています。
けれど実際には、仕事も生活も、翌日に続きをしているのです。
それでもゼロに戻ったように感じるのは、
「休む」という行為を、ただ気絶するように扱っているからかもしれません。

休むことはパフォーマンスの一部
私が体調を崩した38歳の頃、
一番欠けていたのは努力でも根性でもなく、「休み方」でした。
疲れているのに無理をし、
眠っているのに回復していない。
そんな状態で続けていれば、いずれどこかで止まります。
休むことは、何もしないことではありません。
次に動くための準備です。
嫌な事や、上手くいかなくて「明日こそは!」という切り替えに
睡眠を上手に使っている人もいるかもしれません。
ですが、私は上手く切り替えができないどころか、
せっかく積み上げたヤル気までリセットしてしまっていました。
この寝方になってから、
「今日より明日!」と、日々新鮮な一歩を踏み出せています。
寝る前の行動が翌日の質を決める
夜の過ごし方は、その日の締めくくりではなく、
翌日の土台になります。
刺激の強い情報を見続けたまま眠ると、
脳は「まだ戦闘中」だと勘違いしたまま休みに入ります。
私は寝る前の行動を、
「今日を終わらせる時間」ではなく
「明日を迎える準備」として扱うようにしました。
- できるだけ静かな時間を過ごす
- 読書はブルーライトの影響を受けない紙媒体の書物
- 柔らかい光を選ぶ
ほんの少しの意識で、翌日の目覚めが大きく変わります。

眠りは連続した時間の一部
眠ることで時間が断絶するのではなく、
実は一日は連続しています。
昨日の自分が休み、
今日の自分が動き、
また次へと続いていく。
この感覚を持つようになってから、
私は自分に対して必要以上に厳しくならなくなりました。
大人に必要なのは回復を前提にした時間設計
学生時代のように、気力だけで突っ走ることはできません。
大人には、大人の時間割が必要です。
頑張る前提ではなく、
回復する前提で一日を組み立てる。
眠りを終わりにしないことは、
自分の人生を長く使うための設計でもあります。

休むことを許した人から前に進める
眠ることを怠けだと思わなくなった時、
私はようやく安定して進めるようになりました。
今日の終わりに、
「よく休んで、また続きをやろう」
そう声をかけてみてください。
休みは逃げではありません。
あなたが続くための、大切な工程です。