まだ間に合う!3日で整う大掃除で、気持ちまで軽くなる冬の5S入門
3日で整う大掃除の実践法。最小限の行動で“片づいたように見せる”5S式掃除術を紹介。心まで軽くなる冬の整え方を提案します。
年末になると、「掃除をしなきゃ」と思いながらも、なかなか手をつけられない人は多いかもしれません。でも、大掃除は3日で完結させてもいいのです。
大切なのは“全部を終わらせること”ではなく、“新しい年を迎える自分を整えること”。
5S活動をこれから始める方や、始めたばかりでまだ整理が途中の方にとって、大掃除はかなりの時間と労力を要します。
この記事では、5Sの考え方をもとに、3日で片づいたように見える掃除術を紹介します。

1日目:見える場所だけ整える印象整理
まず最初に、“人の目に入る範囲”を見つけましょう。範囲=場所です。
玄関、廊下、トイレ、個人の部屋、寝室、洗面所、バスルーム、リビング、キッチンなど自宅の各場所をブロック分けして、範囲を絞ります。
この中で優先して行うのは「玄関」「廊下」「トイレ」「リビング」「洗面所」です。
年末年始で来客があった際、ドアなどで仕切って見えないところは後回しで大丈夫です。
最終的には時間の許すかぎりすべての範囲をやってほしいですが、この中で一番最初やってほしい私のおすすめはトイレです。
トイレは比較的ものが少なく、大きさも限られています。そのため、効果を実感しやすいです。
トイレだけは、初日で5S入門の整理・整頓・清掃を初日に一通り行うことをお勧めします。
- 整理:不要な物、心がときめかないものを捨てる
- 整頓:どこに何を仕舞うかを決める
- 清掃:掃除を行い、整頓で決めたものを定位置に戻す
この時、できるだけ物が視界に入らないように工夫しましょう。
トイレは毎日必ず使います。
この場所を真っ先に終わらせておくことで、あなたの家が向かう方向性を使う度に思い出させてくれます。
1日目の他の場所は整理だけ行いましょう。
自然と整頓を考えるようになっていたら、それは2日目の作業を楽にできるので、整理しながら仕舞いたい場所に移動する程度は一緒にやってしまいましょう。あなたの行動が生み出した素敵な儲けものです。

2日目:動線を軽くする生活導線の整頓
次は、“動きやすさ”を整える日です。
初日に分けたブロックごとに、どの部屋に、何があると良いのかを決めていきます。
例えば、私が5S活動の整頓を始めたばかりの頃、トイレにティッシュペーパーのストックが仕舞われていました。トイレットペーパーは使用しますが、ティッシュペーパーは本来リビングや個人の部屋などで使用するものです。
このような「あれ?これここでいいんだっけ?」を見つけていきましょう。
玄関→リビングまでの導線、リビングから見える範囲(廊下・キッチンなど)、洗面所は、人がよく通る場所です。その場所を中心に整頓しましょう。
この時、「整頓してみたらやっぱり手放しても良かったかもしれない」と思うものが出てくるかもしれません。そういう時は、一番優先度の低い場所に、年が明けたら廃棄するBOXを用意して溜めておくと良いです。
そしてこの時、初日の整理が効いてきます。
初日に整理を行ったことで、収納場所にスペースがあるハズです。
見えなくていいものは、見えない場所に仕舞っていきましょう。

3日目:清掃を行い、新年を仕上げの日
最終日は“見た目と空気”を仕上げます。
この時点で、あなたのお家は、かなり整頓されているのではないでしょうか?
思い切ってすべての範囲の清掃といきたいところですが、時間は有限です。
見える場所で大きな範囲からやっていきましょう。また、年末は気温が低く寒い時期でもあるので、日中の少しでも温かい時間帯にできることを優先的に行うのも良いと思います。
床や取っ手など“手に触れる場所”を軽く拭くだけで、清潔感が一気に高まります。
- 移動の邪魔になるものを一時退避
- 水回りはツヤを出すことを目標に
- 漬け置き洗いができるものは、隙間時間を有効活用
この日は5Sでいう「清掃」と「清潔」にフォーカスして行動します。
ここまで行ったあなたのお家は、「整っている部屋」に見えるだけでなく、「明日が楽しみになる空間」が生まれています。

心まで整う3日間
3日で終わる掃除でも、心の軽さは本格的です。
重要なのは「やりきった」という実感よりも、「やってよかった」という感情が抱けること。
5S活動は“完璧主義”ではなく、“小さな達成を積み重ねること”から始まります。そして、その小さな整えをこの年末に経験することが、次の一年の希望につながります。