カラオケアプリで知り合ったM.S.さんからのご依頼で、編曲と作詞のアレンジ、ボーカルレッスンをさせていただきました。
また、その時にいただいたご感想にとても嬉しいことが書かれていたので、ご本人の許可を得て記事にさせていただきました。
Maiden-Theaterとの出会い
北原さんとの出会いは、StarMakerというカラオケアプリでした。
私の方が先に始めていて、ファミリーというグループがあるのですが、そこに北原さんが参加されたことがキッカケでした。
海外のアプリケーションで、まだ日本人向けにはあまり機能が解放されていない時期だったのですが、1年以上、お友達として親しくさせていただいてました。
依頼の決め手
StarMakerの機能がだんだんと日本人向けに開放されていく中、楽曲提供という企画が持ち上がりました。
自身で歌った音源を送り、審査に合格したら楽曲を提供してもらえるというもので、著作権はStarMaker側にありますが、1年間は自分の楽曲であると公言して良いものになります。
私は日本人で初めての合格者に選んでもらうことができました。
しかし、いざ楽曲を渡された際、作詞をする必要性に迫られました。
作詞が出来ず、北原さんとも共通のお友達であるファミリーの方に依頼したのですが、歌詞とメロディを合わせる際に大きな壁に当たってしまいました。
どうやっても、何回練習しても、歌いきることが出来ない状態になってしまって、その原因が何なのかもわからず、露頭に迷いました。
そんな時、北原さんが音楽大学卒でシンガーソングライターをしていた経験があることを思い出しました。
藁にもすがる思いで連絡をしたところ、今の状態を聞いてくれて、何度かやり取りを繰り返した後、レッスンをしてみようという話になりました。
私もやると決めたらストイックな方なのですが、北原さんは曲を歌い込むのにさらに上を行く人だったので、願ってもないと思い、レッスンを依頼しました。
時間を忘れるほど没頭しました
レッスンは居住地の遠さと、実際の曲がStarMakerのアプリ内にあることから、アプリ内の”ルーム”と呼ばれる個別のカラオケルームのような場所で行うことになりました。
これは、私がカラオケアプリを始めるキッカケにもなっているのですが、もともと歌う事が苦手だった私は、少しでも歌が上手くなりたいと歌い続けてきたので、本格的に何か音楽的なレッスンを受けたことがありませんでした。
だから、言っている事が理解出来なかったらどうしよう、直ぐに出来なくて呆れられてしまうかもしれない、など、友達と言えど多少の不安はありました。
実際に会った事がなく、お互いを写真や声でしか知らないですからね。
ですが、実際にレッスンが始まると、楽しく学びのあるレッスンで時間を忘れてしまいました。
私がわかるまで解説をしてくださるので、最初はよく分からなかった声の出し方や、リズムの取り方などを理解することができました。
また、そもそも楽曲の音数と歌詞や言葉の音数が合っていないから、歌おうにも歌えない状態になっているという根本的な原因を見つけてくれ、アプリ側へメロディを編曲してもいいかと問い合わせしたところ快諾していただけたこともあり、編曲(曲のメロディと歌詞の調整)も北原さんに依頼しました。
元々の歌詞を作ってくれた友達も交えて、歌詞の意図を汲みながら出来上がった歌詞は、納得の出来になりました。
私の歌いにくいポイントをカバーしながら、元の楽曲の雰囲気も保ちつつ、言葉の切れ目がちゃんとメロディーに合うようにアレンジされた彼女のデモを聞いた時は「すごい」の一言でした。
連日歌い続けていた私に、喉のメンテナンスの方法や、歌う以外の練習方法も教えて下さり、その後も何日間かデモを聞きながら練習を繰り返し、無事に歌いきれるようになりました。
その後、無事に提供いただいた楽曲をアプリ内で公開できたことは言うまでもありません。
総評
依頼内容 | ・ボーカルレッスン ・編曲 |
満足度 | 大変満足 |
総時間 | 16時間(レッスン自体は4時間程度) |